◆塗装工事前に行うカラーシミュレーションとは?
塗装工事を行う時の醍醐味といえば、色を決めることではないでしょうか。
しかし、頭の中だけで色を想像するのには限界があります。
そんな時に便利なのがカラーシミュレーションです。
カラーシミュレーションとは、色を決める際にパソコンやタブレット、スマートフォン上で、配色を確認することです。
今回は、カラーシミュレーションのメリットやデメリット、注意点について解説します。
◆カラーシミュレーションをするメリット
カラーシミュレーションには、簡易タイプとプロタイプがあります。
簡易タイプは、塗料メーカーや建設会社などのサイト内に入っている場合が多く、そのほとんどが無料で利用可能です。
自分の頭の中で作ったイメージが、実際どのようになるのか確認できるため、施工業者にも色を伝えやすいというメリットがあります。
色の組み合わせパターンが用意されている場合もあるため、自分で思いつかない組み合わせを気軽に試すことができるのも魅力の一つです。
プロタイプは、建設会社や施工業者などが使っているソフトです。
実際の建物を細部まで復元し、それぞれ色を変えることができます。
さまざまな要望や好みを聞き、素人ではあまり目がいかないような細部のコーディネートも可能です。
簡易タイプよりも詳細に決めることができるので、「こんなはずじゃなかった」と後悔することもなくなるでしょう。
◆カラーシミュレーションをするデメリット
簡易タイプでは、ソフトの中に入っているモデルハウスを使用してカラーシミュレーションを行います。
そのため、実際の建物のイメージが湧きにくい可能性があるでしょう。
自分の好みを押し通す気持ちも大切にしたいですが、施工業者などの意見を聞いてみるのも一つの手です。
プロタイプは建設会社や施工業者が使う営業ツールであるため、気軽に試すことができないというデメリットがあります。
具体的な工事計画がなければ、問い合わせることが難しいでしょう。
また、施工業者の好みが強くなる場合もあります。
すすめられた色がある場合は、なぜおすすめなのかを聞くことが大切です。
◆カラーシミュレーションをする際の注意点について
便利なカラーシミュレーションですが、いくつか注意点もあります。
まず、色見本と実物が違うということです。
カラーシミュレーションは、ディスプレイ上や紙にプリントアウトをして確認します。
しかし、実際に塗装した色は、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える特徴があります。
外壁の質感や太陽光のあたる角度によっても見え方は変わるでしょう。
そのため、いくらカラーシミュレーションをしたからといって安心するのではなく、実際に施工した家などを教えてもらい見学するのがおすすめです。
また、建物の色が周辺の家とあまりにもかけ離れていると、問題が起きる場合があります。
周囲とのトラブル軽減のためにも、注意が必要です。
◆外壁・屋根塗装の色選びに迷ったら相談はTRUSTへ
デメリットや注意点さえ理解していれば、とても便利なカラーシミュレーション。
埼玉の入間・飯能・所沢で外壁・屋根塗装の色選びに迷ったら、ぜひTRUSTへご相談ください。