断熱塗料のメリットとデメリットとは?
さまざまな種類がある塗料の一つに、断熱塗料があります。
しかし、パッと聞いてもどのような効果やメリット・デメリットがあるのか、わからない方もいるのではないでしょうか?
以下で解説します。
◆断熱塗料のメリットとは?
断熱塗料のメリットは6つあります。
1つ目は、日々の光熱費を削減できることです。
屋外の気温に左右されにくいので、冷暖房効率が上がり光熱費削減につながります。
2つ目は、熱中症や寒暖差によるヒートショックを防ぐことができる点です。
一歩家のなかに入ってしまえば、室内温度に極端な差が生まれないため、夏場の熱中症や冬場のヒートショックを予防できます。
3つ目は、耐用年数が長いことです。
一般的なシリコン塗料は10~12年なのに対し、断熱塗料は12~20年になっています。
4つ目は、屋根や外壁の寿命が延びることです。
断熱塗料は防水性や耐久性が高いため、太陽光や風、雨などの外的刺激にも強く、結果的に寿命が延びます。
5つ目は、結露しにくいことです。
屋外が急に冷え込んだ場合でも、室内への影響は軽減されるため、一般塗料よりも結露が発生しません。
6つ目は、環境に優しいことです。
光熱費削減のときにも触れましたが、冷暖房効率が上がるため、無駄な電力を使用しなくて済みます。
◆断熱塗料のデメリットとは?
断熱塗料のデメリットは4つあります。
1つ目は、価格が高いことです。
一般塗料に比べると1.5~4倍の価格なので、工事をする際は費用がかかってしまいます。
2つ目は、建物の条件によって効果に違いが出ることです。
外壁や屋根裏にすでに断熱材が入っている場合は、あまり断熱塗料そのものの効果を感じられないかもしれません。
3つ目は、濃い色のバリエーションが少ないことです。
色を重視して塗装工事をしたい方にとっては、悩ましいポイントでしょう。
4つ目は、職人さんの技術力に左右されることです。
断熱効果を高めるには均一に塗ることが大切なので、技術力が低い職人さんの場合は効果があまり発揮されないでしょう。
◆断熱塗料の効果まとめ
断熱塗料は、屋外の気温に左右されにくいため光熱費を削減できたり、室内温度をある程度一定に保ったりと、さまざまなメリットがあります。
一方で、塗料そのものの価格が高いというデメリットがありますが、耐用年数が長く、屋根や外壁が傷みにくいため、長い目でみるとメンテナンス費用は抑えられるでしょう。
職人さんの技術によって効果も変わるため、信頼できる業者選びが肝心です。
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