遮熱塗料を使用するメリット・デメリットとは?
◆遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは、太陽光を反射することで省エネ効果を高める塗料です。
室内に熱を吸収しすぎないため、室内温度の上昇を防ぐ効果があります。
そのため、夏場に効果を発揮する塗料です。
◆遮熱塗料のメリットとは?
遮熱塗料のメリットは7つあります。
1つ目は、遮熱効果があることです。
遮熱効果を発揮する塗膜なので、太陽光を跳ねのけて熱を浸透させません。
夏の暑い日差しが降り注ぐ日でも、その違いは2~4度と言われています。
塗料だけで30度が26度に感じられるというのは、とても大きな効果でしょう。
2つ目は、節電効果があることです。
室内への熱を防ぐため、室温が上昇しにくく光熱費を削減できます。
3つ目は、塗膜の寿命が長いことです。
一般塗料の寿命は10~12年と言われていますが、遮熱塗料の寿命は15~20年と長期です。
費用はかかりますが、メンテナンス費用を考えると理想的でしょう。
4つ目は、屋根や外壁の寿命が長くなることです。
遮熱塗料は塗布面の温度を低くする効果があるため、熱による素材への影響を軽減できます。
5つ目は、濃い色の熱上昇を抑えられることです。
黒のような濃い色は、熱の吸収率が高く熱上昇しやすいですが、遮熱塗料を塗ることで高い遮熱効果を発揮します。
6つ目は、ヒートアイランド現象を抑制できることです。
ヒートアイランド現象が起こる理由の一つに、「建物に蓄積された熱が放出される」ことがあります。
遮熱塗料なら熱が蓄積する前に跳ねのけるため、抑制につながるのです。
7つ目は、施工時に補助金の給付ができる場合があることです。
遮熱塗料は、省エネ住宅リフォームに該当するため、自治体にそのような補助金制度があれば利用できます。
◆遮熱塗料のデメリットとは?
遮熱塗料のデメリットは5つあります。
1つ目は、価格が高いことです。
一般塗料に比べて倍近い価格なので、使用するのをためらってしまうかもしれません。
2つ目は、塗膜が汚れると遮熱効果が薄れることです。
塗膜表面がきれいなことで効果を発揮するため、月日を重ね汚れがたまってくると十分な効果が発揮されません。
しかし、親水性の高い塗料を使うと汚れが落ちやすいため効果を持続させることができます。
3つ目は、材料が扱いにくいことです。
塗膜にムラができてしまうと十分な効果が発揮されないため、遮熱塗料を扱ったことのある業者に頼むのが良いでしょう。
4つ目は、冬場は建物を冷やしてしまう可能性がある。
冬場は夏場と違い、太陽光の熱は取り入れたいものです。
しかし、冬場のわずかな熱も反射してしまうので、室内温度を低下させてしまう恐れがあります。
5つ目は、色によって効果に違いが出ることです。
いくら濃い色の熱吸収を抑えることができるといっても、明るい色に比べると反射率は劣ってしまいます。
◆埼玉県入間市・飯能・所沢で外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ
遮熱塗料のメリット・デメリットについて詳しく説明しました。
埼玉県入間市・飯能・所沢で遮熱塗料での外壁・屋根塗装工事をお考えの方は、TRUSTへご相談ください。