断熱塗料はどのくらいの効果があるのか?
◆断熱塗料とは?
外壁・屋根塗装で断熱塗料を使用することがありますが、どのような塗料なのかご存じでしょうか?
断熱塗料は、屋外から屋内、もしくは屋内から屋外へと熱が移動することを抑える効果があります。
ここでは、断熱塗料のメリット・デメリットや効果を詳しく解説します。
◆断熱塗料のメリット・デメリット
断熱塗料の大きなメリットは、室内温度を一定に保ちやすいことです。
熱の移動が少ないため、一年を通して快適に過ごすことができます。
室内温度の変化が少ないということは、冷暖房費も大幅に削減することが可能です。
冷暖房効率が高まり節電対策になります。
さらに音漏れを防ぐ効果も期待できます。
塗装した表面は一般的な塗料よりも厚みがあるため、音を跳ね返してくれるのです。
一方デメリットは、費用が高いことです。
似たような効果のある遮熱塗料や一般的な塗料よりも高価格なので、施工するかどうか悩む方がいるかもしれません。
しかし、長い目で見ればウレタン塗料やシリコン塗料などの安価な塗装工事を、5~7年おきに何度もするより経済的だといえるでしょう。
また、建物の構造や間取りによっては効果を実感しにくい場合があります。
そもそも断熱性能が低い建物や屋根の真下がリビングになっている場合は、施工しても効果は少ないでしょう。
◆断熱塗料はどれくらいの効果があるのか?
実際に断熱塗料を塗ることで、どれくらいの効果が生まれるのでしょうか?
外壁材や環境によって多少の違いはありますが、体感温度でいうと2~4度ほど差が生じるといわれています。
夏場に本来ならば33度まで上がる室内温度が、断熱塗料を塗るだけで29度まで下がると考えると、大きな効果があると感じられるのではないでしょうか。
もちろんその分の冷房費も節約できるため一石二鳥です。
また、屋根材に断熱塗料を塗った場合、屋根表面の温度は一般的な塗料の時と比べて約18度下がります。
よく晴れた真夏日は触れられないほど熱くなる表面ですが、断熱塗料によって触れられるくらいになるでしょう。
◆断熱塗料の効果が高い色があるってホント?
断熱塗料の効果が高い色は、白やベージュなどの明るい色です。
黒やネイビーなどの暗い色は熱を吸収しやすい性質があり、効果があまり発揮されません。
明るい色であれば熱を反射するため高い断熱効果が期待できます。
◆外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ
断熱塗料を塗ることで、一年を通して快適に過ごすことができます。
メリット・デメリットをよく把握して検討してみましょう。
外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへご連絡ください。