外壁塗装で色褪せやすい色は?
◆外壁塗装の色褪せはなぜ起こるの?
外壁塗装には、色褪せしやすい色と、そうでない色があります。
せっかくお金をかけて塗装をするのですから、色褪せしにくい方を選びたいものですよね。
そもそも、外壁の色褪せはどうして起こるのでしょうか。
外壁塗装の色褪せ最も影響を及ぼすのが、紫外線です。
塗料には顔料が含まれていますが、その化合物の結合は紫外線エネルギーによって破壊されてしまいます。
毎日外壁が紫外線にさらされることで、色味が変わってしまい色褪せが起きてしまうのです。
また、酸性雨による酸化も色褪せの原因のひとつです。
酸性雨には「窒素酸化物」や「硫黄酸化物」といった酸性物質が溶け込んでおり、塗料中の化学物質と化学変化を起こしてしまいます。
特に、酸性雨が降ることの多い都市部では注意が必要です。
◆外壁塗装で色褪せやすい色は?
外壁塗装の色褪せは、どの色を選んでも同じペースで起きるわけではありません。
色褪せしやすい色を選んでしまうと、早く色褪せが進行してしまうのです。
色褪せしやすい色とは、「赤」「紫」「黄色」といった原色系など彩度が高い色です。
特に「赤」や「黄色」、「紫」は紫外線を吸収しやすいため、色褪せの進行が早くなります。
ただ、お店などでない限り、上記のような色を選ぶ方はそれほど多くありません。
街の景観を損ねるという理由から景観条例規制の対象になってしまう可能性もあるため、できれば避けた方が無難といえるでしょう。
◆外壁塗装で色褪せしにくい色は?
紫外線や雨が当たらないようにすることは難しく、外壁塗装の色褪せは避けられません。
ですが、色によっては色褪せしにくいものがあります。
色褪せしにくい色とは、具体的には「白」「黒」「青」です。
中でも、特に色褪せに強いのは白と黒です。
「それじゃあ白か黒にしよう」と思う方も多いかもしれませんが、実は上記の色には「汚れが目立ちやすい」という共通点があります。
加えて黒には、「光沢がなくなると色褪せて見える」「カーボンブラックは温度が上昇しやすい」といったデメリットもあり、選ぶ際にはよく考える必要があります。
対して、汚れが目立ちにくい色は「ベージュ」や「グレー」です。
色褪せと汚れ目立ち防止のどちらも重視したい場合は、ベージュやグレーを選ぶことをおすすめします。
◆外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ
外壁塗装で色褪せやすい色について詳しくご紹介しました。
大切なマイホームは、いつまでも綺麗な状態を保ちたいものですよね。
外壁塗装の色をどれにしようか迷っているなら、色に関する理解を深めた上で選ぶことをおすすめします。
入間市・飯能市・所沢市付近で外壁・屋根塗装についてお悩みの方はTRUSTへご相談ください。