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COLUMN

築10年以上経つ家は、住まいのメンテナンスが気になる時期ですよね。
特に、雨風や紫外線にさらされ続けるサッシコーキングは、劣化が進行しやすく、放置すると雨漏りや断熱性能の低下など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
しかし、どこから手をつければいいのか、いつメンテナンスすべきか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、サッシコーキングの劣化症状、リスクについて詳しく解説します。

□サッシのコーキングの劣化は大丈夫?

サッシのコーキングは、窓枠と壁の隙間を埋めるシーリング材で、雨風や紫外線を遮断し、建物の気密性を保つ重要な役割を担っています。
しかし、常に過酷な環境にさらされているため、経年劣化は避けられません。
劣化が進むと、次のような問題が発生する可能性があります。

1:雨漏り

コーキングが劣化し、ひび割れや剥離が生じると、雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
特に、外壁の素材がサイディングの場合、コーキングが剥き出しの状態になっているため、劣化が早く、雨漏りリスクも高まります。

2:断熱性能の低下

コーキングは、建物の断熱性能を高める役割も担っています。
劣化すると、隙間から冷気や暖気が逃げやすくなり、室温が安定しにくくなるだけでなく、冷暖房効率の低下にもつながります。

3:見た目の悪化

コーキングの劣化は、建物の見た目を損なう原因にもなります。
ひび割れや剥離が目立つようになると、せっかくの家の外観が台無しになってしまいます。

このような問題を防ぐためには、定期的にサッシコーキングの状態をチェックし、必要に応じて補修することが重要です。

□サッシのコーキングの劣化症状と寿命

サッシのコーキングの劣化は、さまざまな症状で現れます。

1:ひび割れ

コーキングが硬化し、ひび割れが生じます。
これは、紫外線の影響や建物の揺れなどが原因で起こります。

2:剥離

コーキングが壁面から剥がれてしまう現象です。
これは、紫外線による劣化や、施工不良などが原因で起こります。

3:肉やせ

コーキングが痩せてしまい、隙間が大きくなる現象です。
これは、紫外線による劣化や、施工時のコーキング量の不足などが原因で起こります。

4:ベタベタ

コーキングが柔らかくなり、ベタベタした状態になる現象です。
これは、コーキング材の劣化や、外壁の塗料に含まれる可塑剤の影響などが原因で起こります。

□まとめ

サッシのコーキングは、雨風や紫外線に常にさらされているため、経年劣化は避けられません。
劣化すると、雨漏りや断熱性能の低下、見た目の悪化など、様々な問題を引き起こす可能性があります。
サッシのコーキングの寿命は、およそ10年ですが、外壁の向きや素材などによって劣化スピードは異なります。
定期的に状態をチェックし、劣化が認められた場合は、早急に補修を行うようにしましょう。
適切なメンテナンスを行うことで、快適で安全な住環境を長く維持することができます。

当社は、外壁や屋根の塗装から防水工事や住宅リフォームまで、幅広く満足度の高いサービスを展開しております。
住宅のご相談は当社までご連絡ください。


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