外壁塗装の施工内容を詳しく見てみよう!
◆外壁塗装の施工工程とは?
外壁塗装の施工工程は以下の通りです。
①工期の決定
天候や業者によって異なりますが、外壁工事にかかる期間は大体10日〜14日ほどです。
費用や手間を少なくするため、「もう少し工期を短くしてほしい」と感じる方もいるかもしれません。
ですが、極端に短い期間で塗装をしようとする業者には要注意です。
そもそも、新しく塗料を塗った後には長い乾燥時間が必要です。
メーカーでも乾燥時間が定められており、それよりも短いとすぐに塗料が剥がれてしまうなどの初期不良につながってしまいます。
外壁塗装は工期が長いものと考え、余裕を持って依頼するようにしましょう。
②ご近所への挨拶
外壁工事の際には、大きな音や塗料などの独特のにおいが出ることは避けられません。
近くに住んでいる人に迷惑がかかってしまうため、しっかりと説明をしないとご近所トラブルに発展するケースもあります。
工程表や粗品などを持参して、着工前に挨拶を済ませるようにしましょう。
③足場の設置
高い場所でも安全に作業できるようにするため、足場を設置します。
足場は一から組んでいくため、丸一日ほどみておきましょう。
足場設置の際には「カンカン」という音が周辺に響き渡るため、ご近所さんへ挨拶の際に説明しておくのがおすすめです。
④高圧洗浄
既存の壁についたカビや苔、小さいゴミなどを取り除くために高圧洗浄を行います。
高圧洗浄を行うことで、新しい塗料の耐久性が高まります。
ご近所に汚水が飛散する可能性もあるため、前日に伝えておくと良いでしょう。
⑤養生
養生とは、塗料が付着してはいけない場所をビニールなどで覆っておく作業のことです。
養生の仕方で仕上がりに差が出るため、職人の腕に左右されやすい部分といえるでしょう。
⑥下塗り
下塗りとは、新しい塗料を密着しやすくしたり、外壁面を均一に仕上げるために下塗り材を塗ったりする作業のことです。
塗料と同様、メーカーで指定された時間通りしっかり乾かすことで効果を発揮するため、時間がかかることを覚えておいてください。
⑦中間検査
下塗りが済んだら中間検査を行います。
下塗りの後に行う理由は、下塗りがしっかりとされていることでそれ以降の塗料が綺麗に接着されるからです。
施工管理責任者や職長などによって、工程の進み具合や不備などがないかをしっかりチェックします。
⑧中塗り
中塗りからは、いよいよ外壁となる塗料を使用します。
中塗り、上塗りと2回に分けて行われますが、理由は塗料の厚みである「膜厚」をつけるためです。
塗料にはそれぞれメーカーが定めた膜厚が存在し、それを守ることで本来の力を発揮することができるのです。
しかし、1回で分厚く塗ってしまうと中が乾かずに不具合を起こしてしまいます。
そのため、2回に分けて塗って膜厚を出すことになります。
⑨上塗り
中塗りした塗料が完全に乾いたら、上塗りをします。
しっかりと膜厚をつけることで、外壁の耐久性を高めることができるでしょう。
厚みのある塗料をしっかりと乾燥させるため、作業日程は丸一日ほどかかります。
⑩完了検査
完了検査では、はみ出しや塗り残しがないかを厳しくチェックします。
⑪足場解体
完了検査が終了したら、足場を解体します。
外壁に傷をつけないよう、細心の注意を払いながら解体することになります。
組み立て時と同様、騒音が発生する可能性があるためご近所に説明しておくとよいでしょう。
◆外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ
外壁塗装の施工内容を詳しくご紹介しました。
塗装工事が始まってから慌てることのないよう、事前にどんな工程があるのかしっかり確認しておきたいですね。
ご近所への挨拶も忘れずに行いましょう。
埼玉の入間・飯能・所沢・埼玉・羽村で外壁・屋根塗装をお考えならTRUSTへご相談ください。