長期間雨風にさらされた外壁塗装の劣化と雨漏りの関係
◆防水効果が低下した外壁塗装の状態とは?
住宅は長期間紫外線や雨風にさらされることで外壁が劣化し、雨漏りなどのトラブルが発生しやすくなるため注意が必要です。
以下の状態に当てはまる時は、外壁塗装の防水効果が低下している恐れがあります。
自宅の外壁をチェックしてみましょう。
・外壁の隙間を埋めるシーリング剤が固くなり、縮みやひび割れが見られる
・外壁の塗装が剥がれてきている
・外壁に大きめ(0.3mm以上)のひび割れ(クラック)が見られる
・外壁に手で触れた時、白い粉がつく
これらの症状が見られる時は、外壁の防水効果の低下から雨漏りなどのトラブルが発生しやすい状態になっていると言えます
その他にもシロアリやカビ、ダニの発生といったトラブルが起きる恐れもあるため、早めにプロの業者に相談するようにしましょう。
◆塗料によって耐用年数は異なる
外壁に使用される塗料の種類やグレードによって、防水性が保てる耐用年数は異なります。
以下に、おおよその耐用年数について塗料の種類ごとにまとめました。
・アクリル系塗料:4~7年
・ウレタン系塗料:6~10年
・シリコン系塗料:8~15年
・フッ素系塗料:15~20年
・無機系塗料:15~20年
これらは目安となる耐用年数ですが、この期間を過ぎている場合、雨漏りなどのトラブルが起きる可能性が高まるため注意しましょう。
特にアクリル系塗料などは他の塗料と比較して耐用年数が短いため、塗料の塗り直しの頻度が増えることを覚えておいてください。
◆定期的な外壁塗装で外壁を風雨や紫外線から守ろう
住宅の外壁の表面が劣化すると、雨が降った際に水が浸み込んで壁材や天井裏などに雨水が溜まり、腐食が進んでしまいます。
こうした事態を防ぐためにも、定期的な外壁塗装が必要となります。
外壁塗装は雨風や紫外線などから外壁を守り、雨漏りなどの発生で住宅の寿命を縮めるトラブルを防ぐ重要な役割があるのです。
また、塗装に用いられる樹脂は、種類によって耐用年数が異なります。
例えばシリコン樹脂はウレタン樹脂よりも耐用年数が長いため、塗装時にコストはかかりますが、耐用年数が長くお得です。
他にも様々なタイプの塗料が開発されているため、塗装する業者と相談のうえ、住宅の外壁に合わせた最適な塗料で外壁塗装を行うと良いでしょう。
◆外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ
さいたま市、所沢市、飯能市、入間市などで外壁塗装について相談したい方はTRUSTへご連絡ください。
住宅の構造や立地条件、機構などを考慮したうえで、最適な塗料を用いて長く住宅を守れる外壁塗装を実施いたします。