外壁塗装の下塗りはとても重要！下塗り塗料の選び方も併せて解説

◆外壁塗装の下塗りとはどのような作業？

外壁塗装をする際、「下塗り」と呼ばれる工程があることを知っていますか？

外壁塗装は、大きく分けて「下塗り」「中塗り」「上塗り」3つのSTEPから成り立っており、「下塗り」とは一番はじめに行う作業になります。

「わざわざ下塗りする必要があるの？」「無駄にお金がかかるだけじゃない？」など、下塗りの重要性に関して疑問を感じる方もいるかもしれません。

ですが、下塗りは外壁を綺麗に仕上げたり、耐久性を高めたりするためにはなくてはならない重要な工程なのです。

ここでは、外壁塗装の下塗りについて詳しくご説明します。

◆下塗りの工程の重要な役割とは？

外壁塗装における下塗りの重要な役割は4つあります。

・外壁材と中塗り、上塗りを密着させる

外壁塗装の仕上げに行われるのが「上塗り」です。

実は、外壁にそのまま上塗り塗料を塗ったとしてもうまく接着ができません。

なぜなら、外壁で使用する塗料には接着性がほぼないからです。

そこで重要な役割な役割を果たすのが、「下塗り」です。

下塗りを接着剤のように利用することで、上塗り塗料との密着性を高めてくれるのです。

・外壁材の補強、補修

ヒビや欠損が外壁にある場合、傷んだ部分から塗料が吸い込まれてしまいます。

すると、外壁塗装にとって大変重要な「塗料の厚み」を出すことができず綺麗に塗ることができません。

下塗りをすることで、外壁材に上塗り塗料が吸い込まれることを防ぎ、厚みを保ちながら美しい外壁に仕上げることができます。

・下地の色を隠す

外壁を塗り替える際、上塗りだけだと下地の色が透けて見えることがあります。

下塗りは既存の下地の色を隠すことができるため、塗料本来の色味を出すことができます。

・外壁の機能性を高める

下塗り塗料には、「防カビ機能」「遮熱機能」など、さまざまな機能を持つものがあります。

周辺の環境や既存の下地にあった機能を選ぶことで、外壁の機能を向上させられます。

◆下塗りをしないとどうなってしまうのか？

・外壁がすぐに剥がれる

下塗りをしなかった場合、接着力がほぼない状態で塗装することになるため、外壁がすぐに剥がれてしまいます。

接着性を高めるためには、下塗りを行うのはもちろん、元々使用していた塗料に合わせた下塗り材を選ぶ必要があります。

外壁塗装が依頼する前には、どんな塗料を使用しているかも確認しておくとよいでしょう。

・色ムラ、艶ムラが出る

下地にひび割れや欠損がある状態で上塗りしてしまうと、塗料が吸い込まれてしまいうまく塗ることができません。

色ムラや艶ムラが生じ、美しい仕上がりにならなくなってしまいます。

・下地の色が透けて見えてしまう

下塗りをしないと、下地の色が透けて見えてしまいます。

特に、黒やネイビーといった濃い色から白やベージュなどの淡い色に塗り替える場合、濃い色が隠しきれません。

「思ったような色にならなかった」とならないためにも、下塗りを行い既存の色を隠すことが重要です。

◆外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ

外壁塗装の下塗りについて詳しくご紹介しました。

下塗りは、外壁を美しく仕上げて耐久性を高めるためにとても大切です。

下塗りの役割を理解した上で、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

入間・飯能・所沢・埼玉・羽村の外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへご相談ください。