外壁塗装の中塗りはなんのために行うのか?
◆外壁塗装の中塗りとはどのような作業?
外壁塗装には、「下塗り」「中塗り」「上塗り」と呼ばれる3つの工程から成り立っています。
下地を整える下塗りや仕上げとなる上塗りは理解できても、「中塗りって一体何をするの?」「本当に必要なの?」など、中塗りの必要性について疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、中塗りは塗装工事において大変重要な工程です。
今回は、外壁塗装の工程のひとつ「中塗り」について詳しくご紹介します。
◆中塗りの工程はなんのために行うの?
外壁塗装においてどうして中塗りが必要なのか、理由をご説明します。
・仕上がりを美しくするため
外壁塗装の仕上がりを美しくするためには、中塗りが必要不可欠です。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うことになります。
「だったら2回も塗らなくていいのでは?」「無駄に手間をかけているのでは」と感じる方もいるかもしれません、
ですが、1度で外壁を仕上げようとすると、「ムラが出る」「厚みが出ない」といった問題が生じてきます。
塗料は粘り気があるため、例えどんなに経験豊富で腕の良い職人だとしても、1度で仕上げるとムラが生じます。
また、ムラが出ないように薄く塗ってしまうと「すぐに剥がれてしまう」などの不具合が起きてしまうのです。
・塗料本来の力を発揮するため
塗料の量は、使うべき使用量が明確に決められています。
なぜなら、塗料の力を発揮させるためには厚さが重要になるからです。
中塗りと上塗りの2回に分けて塗料を塗ることで、しっかりと厚みを出し塗料の性能を発揮することができます。
◆中塗りと上塗りは同じ色がおすすめ!
「手抜き工事を防止するため、中塗りと上塗りは別の色の塗料が良い」という話を聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。
確かに手抜き工事を発見するためには効果的と言えます。
ですが、中塗りと上塗りは同じ色を使用することをおすすめします。
なぜなら、次のようなデメリットがあるからです。
・塗料の性能を十分に発揮できない可能性がある
塗料本来の性能は、中塗りと上塗りを同じ色で行うことで発揮されます。
違う塗料で塗ってしまうと、思うような効果が発揮できないのです。
・外壁の劣化が進むと非常に見た目が悪くなる
上塗り塗料が剥がれてしまうと、別の色である中塗りが見えてきます。
当然、見た目は非常に悪くなるでしょう。
◆外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ
外壁塗装の中塗りについて詳しくご紹介しました。
中塗りは、外壁を美しくみせる、塗料の効果を最大限発揮させるために大変重要な工程です。
中塗りの必要性をよく理解した上で、しっかりと作業してくれる業者に依頼しましょう。
入間・飯能・所沢・埼玉・羽村の外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへご相談ください。