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太陽光パネルは屋根の劣化と関係ある?塗装・雨漏り・点検方法を解説!
太陽光パネルを設置している住宅では、「パネルの重さで屋根が傷まない?」「太陽光パネルがあると雨漏りしやすい?」「屋根塗装をするときは取り外す必要がある?」と心配される方も少なくありません。
結論からお伝えすると、太陽光パネルが設置されているだけで、屋根が必ず早く劣化するわけではありません。
正しく設置され、定期的な点検が行われていれば、太陽光パネルが屋根の劣化を直接的に早める可能性は高くありません。また、パネルで覆われた部分は紫外線や雨が直接当たりにくいため、露出している屋根より劣化が遅くなる場合もあります。
一方、施工方法や屋根の状態によっては、固定金具の周辺から雨水が入り込んだり、パネルの下に汚れがたまったりする可能性があります。
今回は、太陽光パネルと屋根の劣化の関係や、屋根塗装・雨漏り・メンテナンスで注意すべきポイントを詳しく解説します。

太陽光パネルがあると屋根は劣化しやすい?
太陽光パネルが屋根の上にあるだけで、屋根材が急速に劣化するわけではありません。
屋根の劣化は、主に次のような原因によって進行します。

・紫外線
・雨や雪
・強風
・気温の変化
・結露や湿気
・苔やカビ
・飛来物
・屋根材や防水シートの経年劣化
・施工時の不具合

太陽光パネルで覆われている屋根材は、紫外線や雨が直接当たりにくくなります。そのため、パネルのない部分よりも色あせや塗膜の劣化が進みにくい場合があります。
ただし、パネルのある部分と露出している部分では、紫外線や雨風を受ける量が異なるため、劣化状態に差が生じることがあります。

太陽光パネルが屋根へ与える影響
パネル下は紫外線や雨の影響を受けにくい

屋根材の塗膜は、紫外線を受けることで少しずつ劣化します。
太陽光パネルの下は日陰になり、雨も直接当たりにくいため、露出した屋根面より塗膜が残っている場合があります。
屋根塗装の際にパネルを取り外すと、パネルがあった部分と周囲で色や劣化状態が大きく違っていることもあります。

屋根へ一定の荷重がかかる
太陽光パネルや架台を設置すると、屋根には一定の重さが加わります。
通常は建物の構造や屋根の状態を確認したうえで設置されますが、築年数が古い住宅や屋根下地が劣化している住宅では注意が必要です。
太陽光パネルの設置を検討している場合は、発電量や費用だけでなく、屋根材・野地板・建物構造の状態も確認しましょう。

パネル下に汚れや落ち葉がたまることがある
太陽光パネルと屋根材の間には空間があります。
風によって運ばれた落ち葉や砂埃、鳥の巣などがパネルの下に入り込み、たまる場合があります。
汚れによって雨水の流れが妨げられると、苔やカビの発生、金具周辺の腐食などにつながる可能性があります。

屋根の状態を確認しにくくなる
太陽光パネルが設置されている部分は、地上からはもちろん、屋根の上からでも屋根材の状態を確認しにくくなります。
パネル下の屋根材にひび割れやズレがあっても、通常の点検では見つけにくいことがあります。
そのため、太陽光パネルがある住宅では、パネル周辺だけでなく、可能な範囲で屋根材や固定金具、防水処理の状態を確認することが大切です。
太陽光パネルが雨漏りの原因になることはある?
太陽光パネル自体が雨漏りを起こすわけではありません。
しかし、パネルを固定する施工方法によっては、雨漏りの原因になることがあります。
屋根へ穴を開けて固定金具を取り付ける工法では、ビス周辺の防水処理が不十分だったり、経年によってシーリング材が劣化したりすると、雨水が侵入する可能性があります。
太陽光パネル設置後に注意したい箇所は次のとおりです。

・固定金具やビスの周辺
・屋根材に開けた穴
・金具周辺のシーリング
・屋根材の割れやズレ
・配線を通した部分
・パネル周辺の板金
・落ち葉や汚れがたまっている部分

雨漏りを防ぐためには、屋根材に適した施工方法を選び、設置後も定期的に状態を確認することが重要です。

穴を開けない工法なら雨漏りの心配はない?
金属屋根などでは、屋根材のつなぎ目を金具でつかみ、屋根へ穴を開けずに太陽光パネルを固定する工法があります。
屋根材に穴を開けないため、貫通部からの雨漏りリスクを抑えやすいメリットがあります。
ただし、金具の緩みや屋根材の変形、金属部分の腐食などを確認する必要はあります。
穴を開けない工法でも完全に点検が不要になるわけではありません。

太陽光パネルがある屋根も塗装は必要?
太陽光パネルが設置されていても、露出している屋根材は紫外線や雨風を受けて劣化します。
スレート屋根や金属屋根など、塗装による保護が必要な屋根材であれば、適切な時期に塗り替えを検討する必要があります。
パネルの下が比較的きれいに保たれていても、周囲の屋根材では次のような症状が発生することがあります。

・色あせ
・苔やカビ
・塗膜の剥がれ
・屋根材のひび割れ
・金属部分の錆
・棟板金の浮き
・防水性や撥水性の低下

太陽光パネルがあるから屋根全体が保護されている、というわけではありません。

屋根塗装のとき太陽光パネルは取り外す?
屋根塗装を行う際、太陽光パネルを必ず取り外すとは限りません。
パネルを設置したまま、周囲の塗装可能な範囲だけを施工する方法もあります。
取り外すかどうかは、次の条件によって判断します。

・太陽光パネルの設置年数
・屋根材の劣化状態
・パネル下を塗装する必要性
・パネルの保証条件
・固定方法
・将来的なパネル交換予定
・屋根塗装かカバー工法か
・屋根全体のメンテナンス計画

パネルを設置したまま塗装するメリット
・取り外しと再設置の費用を抑えられる
・工事期間を短縮しやすい
・配線や電気設備へ触れる作業を減らせる

パネルを設置したまま塗装する注意点
・パネル下を塗装できない
・パネル周辺に塗り残しが生じる
・将来パネルを撤去した際に色の違いが目立つ
・パネル下の屋根材を詳しく確認しにくい

パネルを取り外して塗装するメリット
・屋根全体を点検・補修できる
・パネル下まで均一に塗装できる
・固定金具や防水処理を確認できる

パネルを取り外す際の注意点
・脱着費用がかかる
・専門的な電気工事が必要になる
・再設置後に発電確認が必要
・メーカー保証へ影響する場合がある

太陽光パネルの脱着は、塗装職人だけで判断して行うものではありません。太陽光発電設備に対応できる専門業者や電気工事の有資格者と連携する必要があります。

太陽光パネル設置前に屋根塗装をした方がよい?
太陽光パネルを新しく設置する予定があり、屋根の塗り替え時期も近い場合は、基本的に設置前に屋根塗装や必要な補修を済ませておくことをおすすめします。
パネルを設置した後に屋根塗装を行うと、脱着費用が発生したり、パネル下を塗装できなかったりする可能性があります。
設置前には次の項目を確認しましょう。

・屋根材にひび割れや欠けがないか
・塗膜が劣化していないか
・防水シートの耐用年数は問題ないか
・野地板が傷んでいないか
・棟板金に浮きや錆がないか
・今後何年間その屋根を使用できるか

屋根の残りの耐用年数が短い場合は、塗装だけでなく、屋根カバー工法や葺き替えを先に検討する選択肢もあります。
太陽光パネルと屋根のメンテナンス時期を合わせることで、将来的な脱着回数や工事費用を抑えやすくなります。

太陽光パネルの下にある屋根は塗装しなくても大丈夫?
パネル下は紫外線や雨が直接当たりにくいため、露出部分より劣化が遅い場合があります。
そのため、屋根の状態によっては、パネルを設置したまま周囲のみを塗装することも可能です。
ただし、パネル下の屋根材が全く劣化しないわけではありません。
湿気、結露、屋根材の経年劣化、防水シートの寿命などは、パネルの有無にかかわらず進行します。
パネル下を塗装しない場合は、将来的にパネルを撤去した際の屋根の状態や、次回のメンテナンス方法まで考えて判断しましょう。

太陽光パネルがある屋根の点検ポイント
太陽光パネルを設置している住宅では、次の箇所を定期的に確認することが大切です。

・パネル周辺の屋根材に割れがないか
・固定金具に緩みや錆がないか
・金具周辺の防水処理が劣化していないか
・屋根材にズレや浮きがないか
・パネル下に落ち葉や鳥の巣がないか
・配線やケーブルが垂れ下がっていないか
・棟板金に浮きや変形がないか
・天井や屋根裏に雨染みがないか
・発電量が急に低下していないか

太陽光パネルには高い電圧が発生するため、ご自身で屋根へ上がったり、配線やパネルに触れたりするのは危険です。
点検は屋根工事や太陽光発電設備に対応できる専門業者へ依頼しましょう。

屋根塗装と太陽光パネルの保証にも注意
太陽光パネルを取り外したり再設置したりすると、メーカーや施工会社の保証へ影響する場合があります。
また、屋根塗装後の保証についても、パネル周辺や塗装できなかった部分が保証対象外になることがあります。
工事前に次の点を確認しましょう。

・太陽光パネルのメーカー保証
・設置業者の施工保証
・屋根材メーカーの保証
・塗装工事の保証範囲
・パネル脱着後の発電確認
・万が一破損した場合の責任範囲

保証内容は会社や契約によって異なるため、保証書や設置時の書類を確認することが大切です。

入間市周辺で太陽光パネルのある屋根を点検するなら
トラストでは、入間市・狭山市・所沢市・飯能市・青梅市・羽村市・福生市周辺で、外壁塗装・屋根塗装・屋根カバー工法などを行っています。
太陽光パネルが設置されている屋根についても、屋根材の種類や劣化状態、パネルの固定方法などを確認し、今後のメンテナンス方法をご提案します。
「太陽光パネルがあっても屋根塗装できる?」「パネルを外す必要はある?」「塗装とカバー工法のどちらがよい?」とお悩みの方も、お気軽にご相談ください。
屋根と太陽光パネルのメンテナンス時期を一緒に考えることで、将来的な工事費用やパネルの脱着回数を抑えやすくなります。

まとめ
太陽光パネルが設置されているだけで、屋根が必ず早く劣化するわけではありません。
パネル下の屋根材は紫外線や雨が直接当たりにくく、露出部分より塗膜の劣化が遅い場合があります。
一方で、固定金具周辺の防水処理や屋根材の割れ、パネル下の汚れ、点検のしにくさには注意が必要です。
太陽光パネルがある屋根で重要なのは、パネルだけ、屋根だけを別々に考えるのではなく、両方の耐用年数やメンテナンス時期を合わせて計画することです。
屋根塗装の時期が近い状態で太陽光パネルを設置すると、数年後に脱着費用が必要になる可能性があります。新しくパネルを設置する場合は、事前に屋根の点検や塗装、補修を行いましょう。
すでに太陽光パネルがある住宅では、ご自身で屋根へ上がらず、屋根と太陽光発電設備の両方に配慮できる専門業者へ点検を依頼することが大切です。



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